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2012.09.28
9月28日(金)14時から、愛知県産業労働センター(ウインクあいち)にて、設立総会を開催しました!
当日は、中部運輸局から甲斐正彰局長、駐名古屋中華人民共和国総領事館から張立国総領事のお二方を来賓にお迎えし、 7名の発起人をはじめ100名の参加者が集いました。
尖閣問題で揺れる日本と中国の関係ですが、こんな時にこそ民間の交流が重要!
という声も多く聞かれ、中国からの訪問客をこの地域に呼びこもうという熱い思いを共有する関係者で会場が埋まりました。
まず、発起人代表である大澤和宏(名古屋テレビ塔株式会社代表取締役社長)より、ご挨拶させていただきました。
「中国と日本は、今や経済や観光で切っても切れない関係。中部運輸局が提唱し、軌道に乗りつつある昇龍道プロジェクトともしっかり連携して、中部地域をアピールしたい。両国間に課題はあるが、一時的な状況に捉われず、今こそ民間ベースの交流を重ねていきましょう」と意思表明。
続いてご来賓の甲斐正彰中部運輸局長、張立国駐名古屋中華人民共和国総領事からご挨拶を頂戴しました。
設立総会では大澤和宏が議長を務め、議案を審議。いずれも承認を得ました。
その後、事務局よりこれまでの活動経過を報告。
会員が42企業・機関にのぼる原状と、中国側旅行事業者に対してビジネス情報を発信するための簡体WEBサイトの説明をさせていただきました。
「今、中国人観光客がこの地域に求めるもの」と題した講演は、豊富な実績を有する王瑛氏の実感と観光データに基づくリアルな現状分析と、解決すべき当地域の観光課題に対する鋭い指摘。
「訪問客の数を追求するのではなく、中部地域の魅力発信が重要」「交通機関など、関係企業の横断的な協力体制が必要」という説に、聴衆が頷いていました。
交流会にも多くの参加があり、後半は会場内をめぐっての会員企業・機関へのリレー・インタビューとなりました。
中国の国営旅行会社日本法人社員の方から、「今回の中国旅行事業者向けWEBサイトは実に有難い。よい出来で今後期待している」と思いがけない絶賛をいただき、事務局スタッフは感激していました。
多くの参加者から前向きな発言が相次ぎ、今後の活動に意を強くした交流会でした。