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お知らせ

2013年度通常総会が開催されました

2013.06.10


大澤和宏会長

6月10日(月)AM10時から、愛知県産業労働センター(ウインクあいち)にて、設立総会を開催しました。

当日は、当プロジェクトの顧問にご就任いただいている、中部運輸局の甲斐正彰局長、中部経済産業局の山本雅史局長のお二方を来賓にお迎えし、 7名の幹事会メンバーをはじめ約70名の参加者が集いました。


甲斐正彰中部運輸局長

山本雅史中部経済産業局長

まず、ご来賓からご祝辞を頂戴しました。
甲斐中部運輸局長は、中国人観光客の誘客には苦戦をしているものの、運輸局の「昇龍道プロジェクト」においても今年度は「東南アジア部会」を新設し、すでに誘客活動を行い実績が上がってきていることなどをご紹介いただき、今後も当プロジェクトとの良い連携を期待するとお話くださいました。
また山本中部経済産業局長も、「Cool Japan戦略」として管内での積極的な活動についてのお話のあと、当プロジェクトも今後中国だけでなく、広く東南アジア圏にむけて情報発信を頑張って欲しいとお言葉をいただきました。

総会では大澤和宏が議長を務め、第一号議案から第6号議案までを審議。いずれも承認を得ました。

第一号議案では、事務局から、2012年度の活動として下記3点をご報告しました。
 1) 愛知・岐阜・三重3県を中心とした会員勧誘活動を行い、46企業・機関がご入会
 2) プロジェクトのご案内と会員募集を行う会員募集サイトをオープン
 3) 中国語(簡体)WEBサイトを開発

第二号議案では、2012年度の収支決算の件を報告し、承認されました。

第三号議案の2013年度幹事会役員選任の件では、2012年度に引き続き7名の幹事会役員が選任されました。

第四号議案には、団体名称の変更が挙げられました。尖閣諸島問題以降の訪日中国人旅行客数の伸び悩みを背景に、中国のほか、台湾・香港・タイ・マレーシアなどアジア圏を対象に誘客活動を行うこととして、団体名を「中部圏インバウンドセールスプロジェクト」と改め、併せて規約を改定することが決議されました。


会場の様子

第五号議案では、2013年度事業計画について、下記の5点が挙げられました。
 1) 中国側旅行事業者に向けたWEBサイトで情報を発信
 2) 参加企業・機関の入会促進
 3) 新商品開発に向けた会員企業・機関の情報交換会の実施
 4) 中国語簡体に次ぐ海外向けWEBサイト開発の検討
 5) 多言語コンテンツの制作企画

第六号議案では、2013年度収支予算について承認を得ました。





株式会社NTTデータ 吉田淳一様のご講演

その後の講演では、株式会社NTTデータ 吉田淳一様から、
 1) 訪日中国旅行者(インバウンド)の特性
 2) 昇龍道プロジェクトへの(軽い)提言
 3) スマートフォンを利用した(国内外の)消費者行動の変化
の内容でご講演いただきました。
「“なんでもある”ではダメで、オンリーワン、ナンバーワンを目指すべき」、「モダンでクールなものに惹かれる中国人観光客」など、豊富な実績に基づいた説得力のある現状分析と、ユーモアを交えた楽しい講演をいただき、あっという間の1時間でした。

新名称「中部圏インバウンドセールスプロジェクト」の、”セールス”という言葉にこめられた民間団体の意気込みを感じとっていただけましたら幸いです。
一部の地域を除き、知名度が低いためにインバウンドで後発ともいえる当地域。
けれど、実は貴重な観光資源を数多く有しています。
情報発信によって、現在の劣勢をはね返し、具体的な成果を上げるべく、2013年度の活動を進めてまいりたいと存じます。

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